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クリニック紹介

当院の診療方針

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当院の特徴は、呼吸器専門医と循環器専門医が連携して診療を行っていくという画期的な診療体制を整えていることです。

一般に1つのクリニックでは専門分野が限られること、また大病院や大学病院では、各科の連携がスムーズに行かないことがあります。 そして、担当医師はみな、基幹病院や大学病院で部門責任者として豊富な経験のある者たちです。


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当法人の名称であるH&L会のHはheart、Lはlungを意味し、心臓と肺を一括して診ていくという当法人のコンセプトを表したものです。

近年、COPDらの慢性肺疾患や脂肪肝らの肝臓病が心筋梗塞・脳卒中らの心血管病を誘発することが分かってきました。 各疾患を別々に診るのではなく、総合的に診断し、早期の積極的治療を実践するように心掛けています。


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的確な診断・治療を実践していきますが、ただ薬の処方のみに頼って病気の解決をするのみならず、専門の栄養士、運動療法士と共に、運動•食事•精神状況、全身の種々の部位の不調への対処を含めた全人的治療を進めていくことを治療方針としています。


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理事長の永谷医師は、我が国最高峰の国立循環器病研究センターで部長として勤務し、心不全・肺循環・再生医療を中心に臨床と研究に携わって参りました。その後は循環器疾患と呼吸器疾患に特化して地域医療に貢献してきました。

佐藤医師は国立循環器病研究センター、慶應義塾大学医学部附属病院准教授を経て、杏林大学医学部循環器内科教授として我が国の循環器病・肺高血圧症(25年間で500人以上の診療)の医療を牽引して参りました。その後、内科医としても、糖尿病を始めとした一般内科診療、人間ドック等の予防医学にも取り組んでおります。 また、後進の育成に尽力し、全国の大病院・大学病院ではその門下生が活躍しており、永谷医師も国立循環器病研究センターにて佐藤医師の薫陶を受けた1人です。


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最近、持続する咳でお悩みの方がとても多いと思います。気管支喘息・咳喘息・アレルギー・COPD・肺癌らの呼吸器疾患の可能性、心不全らの循環器疾患の可能性、また逆流性食道炎ら消化器疾患が咳を誘発している可能性があります。

最近はこの逆流性食道炎が気管支喘息や咳喘息の最大の悪化因子の1つであることが分かってきました。睡眠中のいびきや無呼吸のある方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があり咳の原因となるため、ご自宅での睡眠検査を実施します。

当院では難治性の咳の診断と治療に力を入れており、最先端の医療機器を駆使し、咳の原因となる病態を突き止めます。呼吸器・循環器・消化器の各専門医が連携して咳の診断と治療に取り組むところが当院の最大の強みであり、ご期待に応えられるところだと思います。


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肺高血圧症に関しては、佐藤医師は25年間専門に診療して参りました(2016年日本肺高血圧肺循環学会学術集会第1回会長も主催しました)。診断、治療方針決定、専門病院への紹介も含め、何でも相談に乗ります。


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当院では、各種健康診断・人間ドックや労災二次健診を行っています。人間ドックではマルチスライスCTを用いた肺癌健診、頸動脈エコーら脈波により動脈硬化を的確に評価します。

労災二次健診とは、将来に起こりうる心血管病・脳卒中を予防するために厚生労働省が設置した画期的な制度です。職場の定期健康診断等で産業医に認定された方(すでに心血管病を持った方は除外)は、無料で心エコーや頚部エコーらにより心血管の精査を受けられます。

また栄養指導・運動指導・生活指導らの特定保健指導を受けることができます。 当院ではこの労災二次健診に直接、循環器専門医である永谷医師・佐藤医師が関与するという強みがあります。

各種専門医の連携により、近い将来に起こりうる狭心症・心筋梗塞や脳卒中を発症させないことが我々の使命と考えております。


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最後に、当院所属医師の出身大学や勤務先であった各種機関病院:慶應義塾大学医学部附属病院、東京女子医科大学附属病院、千葉大学医学部附属病院、国立循環器病研究センター以外にも、東京慈恵会医科大学附属病院、済生会中央病院、国際医療福祉大学三田病院、虎ノ門病院、日本医科大学附属病院、東京大学医学部附属病院、東京医科大学附属病院等と連携し、必用な場合は各機関の専門医へ速やかに紹介致します。

外観・院内のご紹介

各種検査・医療機器

マルチスライスCT

マルチスライスCT

X線の検出器を体軸方向に複数用いることで従来のCTに比べて短時間で多くの断面を撮影できる被爆量の少ない最新のCTです。

私たちのクリニックでは肺癌をはじめとした肺疾患、肝臓・胆のう・膵臓・腎臓などの病気の診断を行います。

また、内臓脂肪量の診断が行えるのでメタボリックシンドローム(内臓肥満症候群)の評価にも有用です。

超音波診断装置

超音波診断装置
心エコー検査
心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋症、心肥大ら心臓病の検索ができます。また、心臓の機能を評価することができます。息切れ・動悸などの症状がある方、心電図で異常を指摘された方や心雑音を指摘された方は、この検査により心疾患の有無を調べる必要があります。
腹部エコー検査
肝臓、胆のう、脾臓、腎臓など腹腔内にある臓器の病気の診断を行います。私たちのクリニックに配備されている超音波診断装置は肝臓の脂肪化や線維化の程度を測定することができる最新機器です。
頸動脈エコー検査
頸動脈エコー検査
首の血管を観察することで、血管の健康状態、全身の動脈硬化の程度を知ることができます。また、脳への血流が正常に流れているかを調べることができます。高血圧症・高脂血症・糖尿病・肥満の方は動脈硬化を起こしやすいので、この検査にてその程度を調べることができます。

24時間心電図

24時間心電図

不整脈、狭心症の検索ができます。動悸・胸痛・ふらつき・脈の欠滞のある方が対象となります。

携帯用の小型心電図を装着して頂きますので、普通に生活できます。一般の心電図では見逃されやすい心電図異常を発見することができます。

動脈硬化検査

動脈硬化検査

手足の脈圧を測定して、動脈硬化・血管狭窄・血管年齢を調べることができます。簡単な検査で5分程度で検査は終了します。動脈硬化を起こしやすい高血圧症・高脂血症・糖尿病・肥満の方には、有用な検査です。

肺機能検査

肺機能検査

気管支喘息、肺気腫(COPD)、肺線維症などの検索や肺年齢の評価に役立ちます。息切れや咳がある方には有用な検査です。

呼気一酸化炭素(NO)測定器

呼気一酸化炭素(NO)測定器

気管支喘息の診断・経過観察に極めて有用な検査です。軽く息を吐くだけで気道の炎症を調べることができます。

喘息のコントロールには症状の程度のみでなく、この検査で気道の炎症が収まっているか否かを調べることが重要です。 呼吸器専門施設にしかない検査ですので一度ご相談ください。

経鼻内視鏡

経鼻内視鏡
経鼻内視鏡
鼻から行う径が細い胃カメラです。口のなかを通らないため嘔吐反射がおこりにくいので口から行う胃カメラに比べて楽です。鼻の通りが悪い場合には細い胃カメラを口から挿入することもありますが、その場合でも通常の口から行う胃カメラよりは楽です。
画面強調観察内視鏡
特殊な光を用いることにより病変(特にがん)の診断ができる胃カメラです。 胃粘膜などの組織を採取しないので人体への余分な侵襲が少ないです。 とくに食道については従来のヨード染色によるヨードアレルギーによるショックや胸やけなど身体的負担を回避することが可能です。